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シリアルから考えると87-88年製ですがネックエンドには"1 20 90"の文字があります。ネックが87-88年に作られ、組み込みが行われた90年にネックデイトを書いたのではないか、という予測が立ちます。90年にはPB62-900という型番の、所謂PB62の最上位機種がラインナップされていました。本機のネックポケットには”PB62-90"のスタンプが押されてありますが、恐らくPB62-900に当たるものではないかと思われます。
PB62-900の大きな特徴はアルダーボディとUSピックアップですが、現在はSeymour Duncan SPB-1が搭載されており、またコンデンサはオレンジドロップです。電装系には手が入っていると考えて間違いないでしょう。逆巻きのペグ、スパイラルブリッジは恐らくオリジナルです。
トラッドなフェンダーPベースらしく豊かなミドルレンジと押し出し感のあるローエンドが特徴的なサウンド。新品では絶対に得られない粘りのあるレスポンス感は独特で、ヴィンテージ好きも納得のフィールではないでしょうか。
フレットは最近すり合わせが行われたとのことで、その仕上がりは素晴らしく完璧な演奏性が保持されています。それでありながら残りは80%ほど。トラスロッドは余裕があり、ネックコンディションは抜群に良好です。ボディ全体には打痕があるものの、年代を考えれば十分に美しく保たれていると言えるでしょう。
古いフェンダージャパン、特に上位機種にあたるものについては素晴らしいクオリティを有している個体が多く、本機もそれに漏れず非常に優れたサウンド、プレイヤビリティを有しています。古いPベースをお探しの方にはぜひ試していただきたい1本です。
3か月保証付き。
ソフトケース付き。
文章:嵯峨駿介
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