PRSはFender・Gibsonに並ぶ新しい時代のスタンダードなギターブランドです。
彼らが製造する美しいギターはCarlos Santana、John Mayer、Orianthi Panagaris、DAITA、PABLOなど、世界中の一流ミュージシャンが愛用することで知られています。
本モデルは2013年に登場したPRSの中でミドルクラスに位置するS2シリーズです。
Coreやボルトオンモデルと同様の木材を使用し、アメリカにて生産されております。
Coreと比較して木目の控えめなトップを採用や、スカーフジョイントネックを採用する事で、アメリカ製ならではの高いクオリティを持ちつつ、コストを抑えることに成功しております。
また2024年、S2シリーズはピックアップや電装系がCoreと同様にアメリカ製のパーツが標準搭載され、よりCoreシリーズに近いスペックとなりました。
PRSの中でミドルクラスという位置付けではありますが、上位モデルに匹敵するサウンドと演奏性を持ち合わせたハイクオリティなモデルです。
本モデルはGibson Les Paulの開発者Ted McCarty氏とのコラボによって誕生したMcCartyを、更にヴィンテージギターへ近づけたMcCarty 594です。
McCarty 594は50年代のLes Paulのスケールの実寸値と同様の24.594インチスケールを採用し、コントロールやハードウェアに関してもLes Paulへのリスペクトが感じられるPRSの大人気機種です。
ボディバックはMahogany、トップはMapleを採用。
ボディトップは左右非対称のベベルド・トップです。
定番のバイオリンカーブとはまた一味違った魅力のあるルックスを持ちます。
塗装は伝統的なラッカーです。
PRSの厳しい規定値をクリアした極薄の厚みでフィニッシュされております。
ネックはMahogany、指板はRosewoodという伝統的な組み合わせ。
また、ネックシェイプに大きな特徴があり、1953年製のレスポールのネックシェイプを細かく再現した「Pattern Vintage」が採用されております。
PRSの中で最も厚みのあるネックシェイプですが6弦側と1弦側で左右非対称のシェイプになっており、ヴィンテージフィールと演奏性の高さが共存しております。
ピックアップは58/15 LTを2基搭載。
50年代後半のハムバッカーサウンドを目指して製作されており、クリアでウォームなサウンドが特徴的です。
ピックアップはコイルタップが可能となっており、シングルコイルとして動作させることも可能。
多彩なサウンドバリエーションが魅力的です。
チューニングマシンはヴィンテージスタイル、ペグボタンは最新のウイングボタンを採用。
これによってヘッド部の軽量化に成功、且つ従来よりサスティンの向上が見込めています。
高い演奏性とヴィンテージサウンドを兼ね備えたまさにPRSの完成系と言える一本。
この価格帯でトップクラスのクオリティを持ち、PRSの上位モデルに最も迫るスペックを持ち合わせた逸品です。
付属品：ギグバッグ、保証書
文章：小澤鉄平
検品担当 : 小澤
メーカー保証付き
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